AI戦略2019では、デジタル社会の「読み・書き・そろばん」として「数理・データサイエンス・AI」を挙げ、文系・理系を問わず初等教育から高等教育そして生涯学習を含めて学ぶ機会を得させ、これらを使った社会問題解決を行える人材を育てていくことを想定しています。高等教育においては、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を文部科学省が認定(Approved Program for Mathematics, Data Science and AI Smart Higher Education; MDASH)することを行い、リテラシーレベルおよび応用基礎レベルについて、大学等がカリキュラムを策定して導入するように仕向けています。
博物館・人文学分野においても、数理モデル、プログラミング、データサイエンス、AIなどを導入し、従来の経験に基づく分類整理やフィールドワーク中心の研究からの変革がみられます。
第8回DMH研究会では、博物館・人文学分野における数理・データサイエンス・AIをテーマとして、数理モデル、プログラミング、データサイエンス、AI、それらの教育や課題解決への応用などについて幅広く議論する場を提供します。それ以外にも、デジタルミュージアム・人文学分野一般として、研究、開発、意見、アイディアの提示や、現状報告などの投稿、修士研究・卒業研究の発表も取り扱います。
-記-
第8回 デジタルミュージアム・人文学(DMH)研究会
テーマ:博物館・人文学分野における数理・データサイエンス・AI
日時:2025年2月14日(金) 13:00~17:00
場所:大阪工業大学枚方キャンパス(1403教室)+Zoomによるオンライン開催
https://www.oit.ac.jp/japanese/access/access_hirakata.html
協賛:画像関連学会連合会(FIS)
参加費:1,000円(PDF予稿集付)
研究会運営のため、講演者も含め参加費をお願いしています。会員・非会員の区別なく一律1,000円となります。会場をご提供いただく大阪工業大学の学生・教職員の会場での聴講参加費は無料です(予稿集なし)。発表者は学生を含め有料です。
参加登録フォーム:https://forms.gle/bfBbvn9wMvrpYNrQ6
こちらよりお申込みください。人数把握のため、会場参加の場合も事前参加登録お願いします。
無料聴講者も参加登録お願いします。
参加登録〆切:2025年2月11日(火)
参加費支払〆切:2025年2月12日(水)※会場での現金支払い不可
オンライン参加URL通知:2025年2月12日(水)予定
聴講に際しての誓約: 本研究会においては録画行為及び各発表者のプレゼンテーションのキャプチャー行為など複写行為を禁止します。参加申込をもって同意いただいたものとみなします。
情報保障:視覚、聴覚、その他の障害により、字幕、手話通訳、予稿テキスト事前配布などの情報保障を必要とされる方は事前にご相談ください。個別に対応します。
ご質問・ご相談等:学会事務局(kikaku@iieej.org)までお願いします。
【プログラム】
13:00-13:05 開会挨拶 DMH研究会委員長 平山亮(大阪工大)
セッション1 座長:平山亮(大阪工大)
13:05-13:25
1. 自動選別機能付きバーチャル・ゴッホ・ミュージアムのWilcoxon符号順位検定による評価
山内大輝(大阪工大)・林正樹(ウプサラ大)・平山亮(大阪工大)
13:25-13:45
2. 交差点での隠消現実による死角軽減
井ノ上誠・和田涼暉・中山堪太・河合紀彦(大阪工大)
13:45-14:05
3. 広視域ライトフィールドカメラの開発とリアルタイム3D撮影・表示への応用
亀山将誠・河野翔馬・坂本耕太郎・河北真宏(大阪工大)
14:05-14:25
4. 空中像とレンチキュラレンズを用いた光線情報の高精細化
坂本耕太郎・河野翔馬・亀山将誠・河北真宏(大阪工大)
14:25-14:45
5. 構図評価を用いた水都大阪写真採点システムの開発
芦田翔太・大柄和樹・村木祐太(大阪工大)
(15分休憩)
セッション2 座長:河合紀彦(大阪工大)
15:00-15:20
6. 池上式3Dジグソーパズル分割手法における任意物体への応用
林愛子・小田 雅士・村木祐太(大阪工大)
15:20-15:40
7. 3Dモデルを入力とした立体迷路自動生成およびトレッドミルを用いた体験システム
安永悠人・宇野智哉・村木祐太(大阪工大)
15:40-16:00
8. 3次元物体検出を用いた任意物体を対象とする点群抽出の一手法
小林哲太・藤原恭雅・村木祐太(大阪工大)
16:00-16:20
9. 画像生成AIを用いた学習データの生成及びその検証
廣瀬真也・大田海生・村木祐太(大阪工大)
16:20-16:50
10. デジタルミュージアム・人文学分野における数理モデルの検討~経済成長モデルとVolterraの微分方程式を例として
大野邦夫(モナビITコンサルティング)
16:50-17:00 閉会挨拶 DMH研究会委員長 平山亮(大阪工大)
(2025/2/7掲載)