AR/VRは近年飛躍的な進歩を遂げており、研究段階を超えて広告やエンターテインメントなどの実用の場ででも活用されるようになりました。特に近年はメタバースをはじめとして、より一層その影響範囲を拡大させており、それを支えるAR/VR技術においてもインターフェースやサービスなど新たな試みが活発に行われています。本セミナーでは、これらAR/VR技術についきまして、大学での研究から企業での実用の段階まで、幅広く第一線で活躍されている講師をお招きし、実例を含めて解説していただきます。
主催:画像電子学会
協賛:映像情報メディア学会,情報処理学会,電子情報通信学会,日本印刷学会,日本画像学会,日本写真学会
開催日:2022年6月16日(木)12:45-16:25
場所: オンライン開催
参加費:一般会員(賛助会員/協賛学会会員を含む)12,000円 / 参与(減免制度ご利用の方)3,000円 / 学生3,000円 / 非会員18,000円
● 振込手数料はご負担願います.
● 参加者には講演後に、講演資料をダウンロード可能とする予定です.
※お申し込み頂いた非会員の方で,入会希望の方は,入会金・初年度会費を含む.
振込先: みずほ銀行 浜松町支店
口座番号:(普)1961408 ,口座名:画像電子学会
申込先:https://forms.gle/bmXM15Z8TPniGv9W6 よりお申し込みください。
全般お問合せ先:画像電子学会 事務局
〒116-0002 東京都荒川区荒川三丁目35 番4 ライオンズマンション三河島第二 101 号
TEL: 03-5615-2893, FAX:03-5615-2894, e-mail: kikaku@iieej.org
【プログラム】〇タイトル,内容は変更になる可能性があります.
司会:盛岡 寛史(NHK)
12:45 – 12:50 開会挨拶
12:50 – 13:50 メタバース時代の人間の界面:アバター技術とUXの探求~REALITY と GREE VR Studio LaboratoryのR&D活動紹介
講師:REALITY株式会社 GREE VR Studio Laboratory Director 白井暁彦氏
近年、「メタバース」が注目されてきています。近未来に必要とされるアバター技術と未来のユーザ体験について、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」の研究開発をはじめ、近未来のUX(ユーザ体験)の開発を担当するGREE VRStudio LaboratoryのDirectorが、メタバース研究開発分野の最先端の活動や海外動向、考え方や事例を紹介いたします。
13:50 – 14:00 質疑・適宜休憩
14:00 – 15:00 AR/VR×公共メディアの視聴スタイル
講師:NHK 放送技術研究所 空間表現メディア研究部 研究員 川喜田裕之氏
私たちの生活の中にAR/VR技術が普及したとき、公共メディアの視聴スタイルはどのように変わるのでしょうか?NHK放送技術研究所では、報道や制作現場と連携しながら一般向けを想定したAR/VR提示方式を開発してきました。本講演では、開発事例を紹介するとともに、みなさんと一緒に公共メディアの未来を展望したいと思います。
15:00 – 15:10 質疑・適宜休憩
15:10 – 16:10 空中像の原理、シミュレーション及びインタラクション
講師:電気通信大学 准教授 小泉直也氏
空中像とは、映像装置を光源として用い、反射・屈折させることで空中に結像させる表示技術です。映像と実物を融合させた情報提示が可能な新しい映像表現であり、映像と鑑賞者が物理的に同じ場所を共有するという意味で、インタラクションデザインの新しいツールになります。本講演では、空中像の原理の説明から、インタラクションの事例紹介、設計のためのシミュレーションツールの紹介を行います。
16:10 – 16:20 質疑・適宜休憩
16:20 – 16:25 閉会挨拶
以上
(2022/4/18掲載)