Call for Papers
画像電子学会 編集委員会
我が国で,今年 9 月にデジタル社会形成の司令塔としてデジタル庁が発足したように,デジタル化社会に向けてあらゆる社会課題に対するデジタルトランスフォーメーション(DX)が望まれている.このため,自然言語や像の知覚情報に加え,人の振舞いや行動情報,意欲や感性等の内生的な情報も含めたアナログからデジタルへの情報化の動きが加速している.これに伴いスマートホーム,スマートシティ構想等,より広い観点での変革が提唱されている.事業者側では製品(モノ)から収集したデータを活用したサービスの展開,自動化技術を活用した異業種との連携が期待され,ユーザにとってはシェアリングサービスの普及による,所有から利用への意識変換の支援,更に,サービス手続きや購入を横断的に行えるワンストップサービスも望まれている.これら実現のためには,情報のデジタル化・オープン化に加えて,デジタル化したら途中で人手作業やアナログ情報に戻さず一貫してデジタルで完結させる基盤技術が必要とされ、同一目的で別の利用条件への適用または転用目的での再生成のどちらかに応じてデジタル情報を別のデジタル情報に再構築する処理技術や,情報の持つ特性を如何に分かり易く表現するか等の情報連携・共有・再利用技術,並びにその関連技術の開発が重要となっている.画像処理関連技術では,画像データ,画像に付随する属性データ,画像から他の情報への変換・複合処理技術等が挙げられ,例えば,実際の商品を作らず,商品やパッケージの出来上がりをシミュレートした呈示画像からオーダーに応じて商品を制作する支援技術により生産性が高まり,撮影と同時に AI 画像解析を行い,様々な属性情報を予め付与するような情報生成処理によりデータの再利用価値が高まる.そこで本特集では,デジタル画像のデータ連携・共有・再利用を促進・支援する画像処理・生成技術,表現技術,入出力技術,画像アプリケーション等に関し,「データ連携・再利用を促進する画像電子関連技術」を特集テーマとし,論文,及びシステム論文を広く募集いたします.皆様からのご投稿をお待ちしております.
1. 対象分野(キーワード)
画像通信,セキュリティ,画像処理・認識,画像入出力,コンピュータグラフィックス,映像表現,ベクター,AR,マスク処理,コンピュータビジョン,パターン認識,機械学習・深層学習,ビックデータ解析,特徴抽出,Web 関連技術,属性推定,アノテーション,ユーザーインタフェース,ユーザーエクスペリエンス,画像アプリケーション,画像システム,その他関連する画像基礎技術・応用技術
2. 投稿論文種別(著者に学会員を含む等の条件は適用されます)
フルペーパー,ショートペーパー,システム開発論文,実践論文
3. 論文の取り扱い
投稿様式,査読プロセスとも通常の投稿論文と同様です.採録決定が特集号に間に合わなかった場合には,通常の投稿論文として取り扱います.英文での投稿も受け付けます.
(IIEEJ Transactions on Image Electronics and Visual Computing への掲載となります).
4. 特集号発行
画像電子学会誌(電子版) 2023 年 1 月号,英文論文誌 2022 年 12 月号
5. 論文投稿締切日
2022 年 7 月 29 日(金)
6. 投稿方法および問い合わせ先
論文投稿システムよりご投稿ください。
http://www.editorialmanager.com/iieej/
論文投稿にあたっては、下記の論文投稿の手引きをご一読ください。
https://www.iieej.org/call-for-papers/guide-paper-submission/
画像電子学会 http://www.iieej.org/
〒116-0002 東京都荒川区荒川三丁目 35 番 4 ライオンズマンション三河島第二 101 号室
TEL: 03-5615-2893, FAX: 03-5615-2894, E-mail:hensyu@iieej.org
(2022/4/15掲載)