「こころまで伝わるコミュニケーション実現への挑戦」 山田武士(NTT コミュニケーション科学基礎研究所 所長) |
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要旨:NTT コミュニケーション科学基礎研究所では、人と人、あるいはコンピュータと人の間の「こころまで伝わる」コミュニケーションの実現をめざし、メディア処理や機械学習、幼児の言語獲得や脳科学などの研究に取り組んでおります。本講演では、特にクロスモーダルなメディア処理や、人間の視覚系の錯覚を利用した映像表現技術などを中心に当研究所の最近の取り組みについてご紹介いたします。 |
「画像圧縮・画像通信に対する深層学習応用と研究開発事例」 甲藤二郎(早稲田大学 理工学術院 情報通信学科 教授) |
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要旨: 講演者はこれまで画像圧縮・画像処理・画像通信に関係する研究開発に取り組んできた。一方、近年の深層学習の進展は凄まじく、画像圧縮や画像通信への応用事例も急速に増加している。そこで本講演では、これらの研究開発動向を紹介すると共に、講演者の研究室における研究開発事例の紹介を行う。 |
1.開催日および場所
開催日: 2021年6月24日(木)~ 26日(土)
場所: Zoomを利用したオンライン開催2.申込み期限および最終原稿提出期限
〇申込み期限:
〇最終原稿提出期限: 2021年5月21日(金) 厳守
3.参加費(予稿集(ダウンロードまたはDVD-ROM)代を含む)
〇講演参加費(講演と聴講が出来ます)
正会員10,000円,非会員15,000円(注1),学生会員(注2)3,000円,非会員学生6,000円(注1)
(注1)入会希望者については入会金・初年度会費が無料になる特典があります
(注2)アカデミック・プレミアムを含む
〇聴講参加費(聴講のみが出来ます)
正会員10,000円,非会員15,000円(注3),学生会員3,000円(注4),非学生会員3,000円(注3)
(注3)入会希望者については入会金・初年度会費が無料になる特典があります
(注4)予稿集不要の場合は無料
事前予約(事前振込)をお願いします.
支払はすべて振込(事前または後日)でお願いします(振込み手数料はご負担願います).
郵便振替:口座番号 00180-3-166232,加入者名 画像電子学会
他金融機関から振込される場合には次の内容をご指定下さい.
[店名]00八(読み ゼロゼロハチ)
[店番]008 [貯金種目]普通預金 [口座番号] 6545747
請求書が必要な場合は学会事務局までご連絡下さい.(事前予約で当日ご欠席の場合,予稿集を郵送致します.既にお支払いただいた参加費は理由の如何によらず返却致しません.)
4.講演・参加申込み
年次大会ウェブページ(下記URL)からお申込みください.申込み時点で書誌情報として必要な項目,最終原稿提出時に必要な内容については「講演予稿執筆のしおり」(http://www.iieej.org/nenji/template.doc)をご覧下さい.申込みに際しては,希望セッション(一般セッション,学生セッションなど)を必ずご記入ください.
〇講演・参加申込み:
申込みはこちら(Google formへ変更)
〇参加(聴講のみ)申込み:
申込みはこちら(Google formへ変更)
5.問合せ先:
画像電子学会事務局
〒116-0002 東京都荒川区荒川三丁目35番4 ライオンズマンション三河島第二 101号
TEL 03-5615-2893 FAX 03-5615-2894 E-mail: kikaku@iieej.org
6.一般セッション,学生セッション,企画セッション,オーガナイズドセッション
ICTの分野においては,クラウド,ビッグデータ,M2M/IoT,ブロードバンドネットワーク等の研究開発が日々進展しており,特に画像電子関連分野への適用により,我々の日常生活に不可欠なサービス・システムが次々と誕生し,進化を遂げています.その駆動力を担う革新的技術が,画像・映像メディアの世界を今後どのように変革してゆくのか — 本年次大会を,最新の技術開発と,その進むべき方向について議論を行う場にしたいと考えています.
本大会では「オンライン化・リモート化を支える画像電子関連技術」をテーマとし,画像・映像における符号化・セキュリティ・通信・解析/処理・入出力・VR・CGなどの基礎技術から応用まで幅広い分野の論文を募集します.技術と社会との接点に位置付けられる本学会が今後担うべき役割について活発な議論ができれば幸いです.多数の皆様のご参加をお待ちしております.
6.1. 開催概要
6.1.1. 一般セッション
(1) 主旨 画像電子学会の会員が一堂に会し,画像電子工学全般に関する研究の発表と意見の交換を行うことを目的とします.学生会員の発表も歓迎します.
(2) 講演分野
1. 画像符号化(静止画像符号化,動画像符号化,可逆符号化,変換符号化,動き補償,エントロピー符号化,符号化ハードウェア,符号化ソフトウェア,国際標準化 等)
2. セキュリティ(ステガノグラフィ,データハイディング,著作権保護,不正コピー防止,改ざん防止,フィンガープリンティング,攻撃技術,透かし解析技術,ブロックチェーン,コバートチャネル,サブリミナルチャネル,画像暗号化,画像認証,バイオメトリクス,イメージフォレンジックス 等)
3. 通信・ネットワーク(画像通信,光ネットワーク,符号化制御技術,画質制御技術,画像検索技術,通信プロトコル,マルチメディア通信,クラウド,標準化方式 等)
4. 画像処理・認識(画像復元,画像強調,フィルタ技術,特徴抽出・追跡,オブジェクト抽出・検出,動き解析,領域分割,画像認識,文書画像,顔画像解析,動画像解析,文字認識,高解像化処理,コンテンツ制作 等)
5. 画像入出力・色・画質評価(カラー画像処理,ディスプレイ技術,プリンタ技術,色評価,心理評価 等)
6. バーチャルリアリティ・CG・コンピュータビジョン(ステレオ・多視点画像解析,3次元画像技術,仮想現実感・拡張現実感,映像生成,コンピュータグラフィックス,モデリング,レンダリング,ビジュアライゼーション,アニメーション,画像再構成・復元,照明・反射解析,マルチメディア処理,メディア統合,ホログラフィ,ポイントクラウド,ライトフィールド 等)
7. 画像基礎・画像アプリケーション,その他画像一般(人工知能,ニューラルネットワーク,リモートセンシング,機械学習,深層学習,進化計算,遺伝的アルゴリズム,DNA記憶,画像データベース,教育支援システム,Web関連技術,ヒューマンインタフェース,ユーザビリティ,アクセシビリティ,医用画像,IoT,ビックデータ,クラウドコンピューティング,デジタルサイネージ,標準化教育,災害応用,スマートシティ,ドローン,産業応用,テレワーク,遠隔教育,ロボット工学,医療・農業・建設業などとの境界領域 等)
(3) 発表形式 オーラル発表を原則とします.
6.1.2. 学生セッション
(1) 主旨 画像電子工学に関する研究を行っている学生が一堂に会し,研究の発表と意見の交換を行うことを目的とします.課題提案を含め,卒論,修論などで検討された内容も歓迎します.様々な知見を持った専門家との議論によって研究を発展させる良い機会ととらえて積極的な応募をお願いします.英語による発表も歓迎します.教育的効果も配慮し,一般セッションレベルの完成度は要求しませんが,主張が明確に記述されている必要があります.内容によってはプログラム委員会より修正等をお願いすることがあります.なお,博士課程における研究成果はなるべく一般セッションでの発表をお願いします.
(2) 講演分野 一般セッションの講演分野と同じです.
(3) 発表形式 オーラル発表を原則とします.(オンライン開催のため)
6.1.3. 企画セッション・オーガナイズドセッション
(1) 主旨 最近のメディアコンピューティング技術のトピックスを本学会研究委員会等が企画し,発表を通して,意見交換を行うことを目的としています.
(2) 講演分野 研究会主催の通常の企画セッションに加えて,新規分野のセッション企画提案も受け付けます.事務局 (kikaku@iieej.org)宛てに提案いただいた新規分野のセッション企画は,年次大会実行委員会で審議し採否や修正を決定します.
(3) 発表形式 オーラル発表を原則とします.
6.2. 講演形式と原稿分量
原稿執筆及び講演は日本語,英語どちらも可能です.以下の講演時間*は講演応募件数によって調整することがあります.
6.2.1. 一般セッション
講演時間は20分以内*です.原稿は,A4サイズ2~4ページ程度で執筆ください.
6.2.2. 学生セッション
講演時間は15分以内*です.原稿は,A4サイズ2~4ページ程度で執筆ください.
6.2.3. 企画セッション・オーガナイズドセッション
講演時間は20分以内*です.原稿は,A4サイズ2~4ページ程度で執筆ください.
年次大会のMS-Word用テンプレートはこちら(年次大会予稿の書き方も含む)
6.3. 応募資格
画像電子学会会員(正会員または学生会員)または入会予定者を少なくとも1名著者に含むこととします.(企画セッション・一部オーガナイズドセッションを除く)
6.4. 表彰
年次大会での優秀な講演に対して,表彰規定に従い次年度大会において表彰致します.