画像電子学会の第2種研究会である画像ミュージアム(MUS)研究会、画像エンタテイメント(IET)研究会、デジタルサイネージとインタラクション(DSG)研究会が統合し、デジタル人文学関連のテーマを含めて、研究会名称をデジタルミュージアム・人文学研究会(略称はDMH)と改めてリニューアルスタートすることになりました。
2020年はコロナ禍により、不要不急の外出自粛となり、美術館などに出かけることなどは減りましたが、映像配信、オンライン会議、オンライン講義などが一般化し、実際の場所に行かなくても文化的活動ができるようになってきました。インターネットでつながることにより世界中の美術作品を横断的に展示すること、高解像度画像によりごく至近距離で肉眼以上に細かく観察できることなど、実際の美術館では難しかったこともできるようになってきて、その技術やコンテンツも発展してきています。そこで実際に美術館に出かけなくても美術鑑賞を楽しめる「仮想美術館」をテーマに研究会を企画しました。
【プログラム】
座長 平山亮(大阪工業大学) |
15:00-15:05 開会挨拶 DMH研究委員会委員長 平山亮(大阪工業大学)
15:05-15:25 1.源氏物語絵巻のWeb教材開発
吉留裕大,内藤真志,横山恵理,須永宏,平山亮(大阪工業大学)
15:25-15:45 2.京都市バスで廻る国宝ナビゲーション
川崎真子,須永宏(大阪工業大学)
15:45-16:10 3.文学学習アプリケーション-百人一首のラビリンス-
須永宏,横山恵理(大阪工業大学)
休憩
座長 横山恵理(大阪工業大学) |
16:25-16:50 4.Webサービスにおける仮想ミュージアムへの考察~物語性とキュレーションの観点から
大野邦夫(モナビITコンサルティング)
16:50-17:15 5.仮想美術館に今後求められる機能とその評価
竹内晃平(大阪工業大学),林正樹(Uppsala University),Steven Bachelder(Uppsala University),平山亮(大阪工業大学)
17:15-17:40 6.非接触型めくり展示解説「さわらずめくり」の製作と企画展示への応用
鈴木卓治(国立歴史民俗博物館研究部)
休憩
17:50-18:15 7.八景デジタルアートキューブー Webブラウザで見られる3次元アートスペース ー
林 正樹(Uppsala University),小林 康雄(アストロデザイン㈱),佐藤 仁(アストロデザイン㈱)
18:15-18:25 8.フリーディスカッション
18:25-18:30 閉会挨拶 DMH研究委員会副委員長 大野邦夫(モナビITコンサルティング)
上記の講師、講演標題は、変更される可能性があります。
(2021/2/22掲載)