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機器名  DO−1338A/E/F型 模写電送受信装置
                       (東芝天気図用模写電送受信装置)
ユーザ  船舶、漁業、交通関係     用途 気象図受信用

製造会社 東京芝浦電気(現東芝)    開発 東京芝浦電気(現東芝)・

発売開始期  1958(昭=33)年       その他

概説  船舶、漁船、交通、治水等の機関が気象庁の天気図放送を受信する、
    天気図用模写電送受信装置。装置は、記録針 2本付きベルト式平面走査
    により放電破壊記録で12inch×18inch(305mm×457mm)の国際規格の大き
    さに連続自動受信し、逐次受信画面を見られる。放電破壊紙の受信紙は
    7〜80m のロール紙を使用、200 枚〜 250枚ぐらいが連続受信できる。
    独同は 3または6KHzの水晶片を使用。幅80Cm、奥行50Cm、高さ110Cm ぐ
    らいの自立型装置で、簡単な操作で正確な気象図が受けれられる。

送信走査                 受信走査 2 針付きベルト回転平面走査
                                    
光電変換                 記録方式 放電破壊記録

用紙寸法 受信紙 305mm×457mm(国際規格)  伝送方式 AM、RFCS、SCFM
         の放電破壊ロール紙              
       DO-1338A=80m,250枚、D0-1338E&F=70m,200枚
走査速度 (ベルト回転 DO-1338A/F=60rpm   同期方式 独同・水晶原振
       DO-1338E=60/120rpm (DO-1338A=3KHz,DO-1338E/F=6KHz)
走査線密度 3.77本/mm          電送時間 約19 分=60rpm、
                           約 8.5分=120rpm
寸法  D0-1338A  幅  800mm、奥行約 500mm、高さ 1100mm、重さ約200Kg
    DO-1338E&F 幅  700mm、奥行  350mm、高さ 1060mm、重さ 250Kg

参考資料 ⊥ 東京芝浦電気:[東芝天気図用模写電送受信装置」
                         DO-1338A型カタログ
     ⌒ 東芝テック (株):「18.3資料 (東芝ファクシミリの歴史)」
            “表18.3.1東芝ファクシミリ開発の歴史”(関係者限定配付)