[e- 62]
機器名 VF−1型1号模写電信装置 (送受信部自立架装置)
ユーザ 電々公社 用途 局間連絡用
製造会社 東方電機(現パナソニック 開発 電々公社、東方電機(現パナ
CCグラフィックス) ソニックCCグラフィックス)
発売開始期 (製作時期)1958(昭和33) 年 その他・
概説 公社本社と地方電気通信局との局間連絡用、自立架形のB4判模写電信
装置。約 2メートルの自立架に、送信・受信の機構部と増幅部が実装さ
れ、中央上部にドラム(円筒)交換式の送信機構部、下部に受信機構部
が取付けられ、カーボンペーパー挟み込みの記録紙をヘリックス・バー
の電磁プリンタの平面走査で印字、連続受信を行う。ドラム直径は80mm
あり、VFシリーズでは、同じB4判の VF-3 型があるだけで最大級の太さ。
ヘリックス・バーの電磁プリンタ記録機構は、 VF-3 型まで使われた。
送信走査 円筒回転光学台移動 受信走査 ヘリックス・バーの電磁プリンタ平面走査
光電変換 光電管 記録方式 カーボン紙挟み込み受信紙に打点記録
用紙寸法 (B4判)257mm×364mm 伝送方式 AM
走査速度 (円筒回転数) 90/100rpm 同期方式 電源、独同
走査線密度 4.5 本/mm 電送時間 16分(100RPMで)
外形等
参考資料 松下電送:「ファクシミリで拓く21世紀」 松下電送機器
社史編集委 “松下電送30年史” (1978=昭53) p132〜134
|