[e- 61]
機器名  FT−60T/R写真電送装置

ユーザ 新聞社・通信社         用途 報道用

製造会社 日本電気           開発 日本電気

発売開始期 (製作時期)1958(昭和33) 年  その他

概説  日本電気が初のグロー放電管を使用した据置形真空管式大判写真電送
    装置。送信装置は、光源に約5.5KHzの高周波点滅の R-1131Cグロー放電
    管を溢光式で採用、2 次電子増倍管931Aで光電変換後、リング変調器で
    可聴周波数帯域に落している。画信号の直流分と側帯波の周波数間隔が
    大きく、直流分除去用高域濾波器の位相歪を除き、受信画質が向上した。
    受信装置は、記録にグロー放電管を使用、光学系が短くレンズが少な
    いためフレアーがなく、階調補正回路が付き、整流受信で受信画が鮮明
    になった。1 号機は朝日新聞(東京)で使用した。

送信走査 円筒回転光学台移動     受信走査 円筒回転光学台移動
       (拡大送信用円筒直径 53.1mm)

光電変換 高周波点火のグロー放電管で 記録方式 印画紙・グロー放電管記録
      照射、2 次電子増倍管 931A               

用紙寸法  205mm×260mm        伝送方式 AM

走査速度(円筒回転数) 82.75〜111rpm 同期方式 独立同期

走査線密度 3.956、4.708 〜7.957 本  電送時間 約11分〜約15分

参考資料 ⊥奥村宜彦、:「新しい大形写真電送装置」電写研誌 (1936=昭36)
       多賀敏郎ほか         8 巻 1号(通巻 9)7 〜14p
     ⌒日本電気: 「FT-60T写真電送装置回路図」(取扱説明書)