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機器名 FH−81T/R形模写電送装置 (アークファックス)
ユーザ 朝日新聞社 用途 新聞原稿送稿用
製造会社 日本電気 開発 日本電気
発売開始期 (製作時期)1957(昭和32) 年 その他
概説 手書き原稿送稿用の平面走査式模写電送装置。送信装置は、自動給紙
機構、平面走査の光学系、駆動機構部、増幅器等を一筐体化、原稿は高
周波点火蛍光灯で照射、ニプコー円盤・直線スリットで平面走査、 2次
電子増倍管931Aで光電変換し波形矯正ののち変調・増幅、発生させた同
期信号を加えて送信する。受信装置は受信波から同期信号を分離、増幅
し、雑音低減リミッタを通して電力増幅、ヘリックス・バーの平面走査
で記録する。記録紙は硝酸ソーダ液槽を通して電解液を含ませ、バー電
極で印字する。装置は昭和32年度の新聞協会賞を受賞した。
送信走査 ニプコー円板・直線スリット 受信走査 ヘリックス・バーの平面走査
の平面走査
(相当送信円筒直径 40mm)
光電変換 2次電子増倍管 931A 記録方式 湿式・電解記録(ホーガン式) 連続記録)
用紙寸法 送信 128mm×190mm 伝送方式 AM
受信 138mm×200mm
走査速度 (相当円筒回転数) 1125rpm 同期方式 伝送同期、電源同期
走査線密度 2本/mm 電送時間 20秒/枚
参考資料 ⊥窪田 亮明 :「アークファックスについて」電写研誌
奥村 宜彦 (1958=昭33) 5巻 1号(通巻 6) p 2〜10
⌒中原 忠一 :「新しい新聞原稿用平面走査型模写電送装置」
中川 威ほか 電写研誌(1966=昭41)
13巻 1号(通巻17)p27〜35
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