[e- 41]
機器名 調27型模写電信装置
ユーザ 電々公社 用途 調査用
製造会社 東方電機 (現パナソニックccグラフィクス) 開発 電々公社
発売開始期 (製作時期)1952(昭和27) 年 その他
概説 画質関連の諸規格調査用模写電信装置。諸々の規格を調査するために
製作された装置で、送信装置の機構部には、円筒の自動脱着機構があっ
てそれに 5本の円筒を取り付け、1 本の送信が終わると次の円筒に自動
的に交換して送信するので、人手を介さずに文書を送信する。
受信装置はヘリックス・バーの電磁プリンタで平面走査の受信を行い、
受けながら受信状態が監視できる。
送信走査 円筒回転光学台移動 受信走査 ヘリックス・バーの
(円筒交換自動連続式) 電磁プリンタで平面走査
光電変換 光電管 記録方式 カーボン紙挟み受信紙
打点記録
用紙寸法 (送信) 90mm×140mm 伝送方式 AM
(受信)100mm幅ロール紙
走査速度(円筒回転数)207.6rpm? 同期方式 独立同期
走査線密度 4 本/mm 電送時間(受信紙繰出速度) 51.9mm/分
外形等
参考資料 松下電送 :「ファクシミリで拓く21世紀」 松下電送機器
社史編集部 “松下電送30年史” (1978=昭53)p114〜115
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