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機器名 1号改良形模写電送装置
ユーザ 逓信省 用途 公衆模写電信
製造会社 日本電気 開発 逓信省・日本電気
発売開始期 (製作時期)1946(昭和21) 年 その他
概説 1946(昭和21) 年12月、逓信省は東京−大阪間で公衆模写電信業務を
開始した。はがきサイズで1 通 200円だった。1 号改良形模写電信装置
と称される装置を使用した。送信機は1 号模写電信装置と同様であった
が、受信機はロール紙を繰り出しながら、円筒状に絞り込み、1 本の針
でその外周を走査する方法に改良された。この模写電信サービスは、そ
の後装置の更改も行われ、 1972(昭和47) 年の回線開放まで継続された。
送信走査 円筒、連続交換 受信走査 記録針円筒回転走査
(円筒直径 32mm)
光電変換 光電管 記録方式 放電破壊
用紙寸法 (A6判)104mm×145mm 伝送方式 AM
走査速度 207.6rpm? 同期方式 独立同期(300Hz音片/音叉)
走査線密度 4 本/mm 電送時間 2 分48秒
外形等
参考資料 勝見 正雄:「写真及び模写電送」 コロナ社 (1954=昭29)
(下巻) p382〜386
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