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機器名 G.Caselliの商用ファクシミリ
Pantelegraph
ユーザ 用途
製造会社 開発 G.Caselli
発売開始期 (発明時期 1861=文久元年) その他
概説 1860年代にG.Caselli<伊> が発明した、Pantelegraphと称するファク
シミリが、パリ−リヨン間で初めて商用に供され実用化された。
同機は、壁面に掛けてある小振子に同期して前面の大振子が動き、そ
の中段にある振子にリンクする機構で、送・受信走査を行う。
大振子は高さ約 6フィートという巨大なもので、小振子の周期は大振
子の半分である。Pantelegraphはミラノのレオナルドダビンチ博物館、
およびパリの科学博物館に現存する。
送信走査 受信走査
光電変換 記録方式
用紙寸法 伝送方式
走査速度 同期方式
走査線密度 電送時間
参考資料 @G.Caselli :"Telegraphic Apparatus"
英国特許2395(1861)
A画像電子学会:「ファクシミリ史」画像電子学会(1997=平9)
B川野辺冨次 :「テレガラーフ古文書考」(1987=昭62)
千葉市稲毛区黒砂4-7-19 自費出版
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