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機器名  F.C.Bakewell
              による円筒走査の発明

ユーザ                 用途
製造会社                開発 F.C.Bakewell
発売開始期  (発明時期1848= 嘉永元年)  その他             

概説  A.Bainによるファクシミリ発明の5年後、F.C.Bakewell(英)は円筒
   走査方式を発明している。円筒の回転は振り子時計で制御される。
    送信原稿は錫箔の上にワニス(絶縁性)で書いて導電変換し、受信は
   電解記録を用いている。特許の請求範囲には@協働係数を合わせて拡大
   受信をする。A送信原稿に直線を書き、受信した画面上の曲がり具合を
   見て、同期の調整を行うなどが入っている。この発明以来、円筒走査は
   ファクシミリの基本として、長年にわたり使用されて来た。

送信走査                受信走査

光電変換                記録方式

用紙寸法                伝送方式

走査速度                同期方式

走査線密度               電送時間

参考資料 @F.C.Bakewell:「Electric Telegraphs 」英国特許12,352(1848)
     A画像電子学会:「フアシミリ史」画像電子学会(1997=平9)