■[r 8] ファクシミリの生産金額と台数の推移
(通産省、通信機会工業会)
 

 

 
● 回線開放の始まった昭和47年度の生産金額は約50億円、台数は約1万台であるが、回線開放を機に生産金額、台数が飛躍的に増大したことが分かる。これらは輸出を含む数値であるが、生産額は63年度がピークで以降漸減している。生産台数はそれ以降も漸増しており、低価格化が進行した。生産額と、生産台数のグラフと並んだのは平成2年度で、単価は約10万円となる。さらに平成7年度には約5万円となっており、成熟の域に達した感がある(ここに示されるのは生産額であり市販価格とは異なる)。