2012.3.28更新
画像電子学会 Advanced Image Seminar 2012
「スマートフォンの現状と展望」
-ジオメディアからAR,マルチメディア放送まで-
携帯電話を進化させたスマートフォンは、近年、電話機能・通信だけではなく、ソーシャルネットワークサービスやクラウドコンピューティングなどを巻き込み、新しいパラダイムで携帯端末を発展させ、爆発的ともいえる普及をしてきている。また、ユビキタス情報社会、アンビエント社会といわれるIT機器が生活に溶け込む社会へと発展する上で礎となる存在でもあり、今後も拡張現実などをはじめ様々なアプリケーションやサービスが登場し発展していくことが期待される。
このような背景からAdvanced Image Seminar 2012では、スマートフォンなどの携帯情報端末の最新動向や関連する標準化作業の動向、それらを支える要素技術やアプリケーション開発に至る全般の技術を俯瞰し、スマートフォンに関する現状と今後の展望について各方面の第一人者の方々に御講演いただきます。奮ってご参加ください。
主 催:画像電子学会
共 催:早稲田大学 国際情報通信研究センター(GITI)
協 賛(予定):映像情報メディア学会、情報処理学会、電子情報通信学会、日本印刷学会、日本画像学会、日本写真学会
開催日:2012年5月10日(木曜日)
場 所:早稲田大学 国際会議場第三会議室(地下鉄東西線 早稲田駅 徒歩10分)
(〒169-0051 新宿区西早稲田 1−20−14) 電 話:(直通)03−5286−1755
http://www.gscn.net/event/images/map.pdf
参加費: 一般会員(協賛学会会員を含む)15,000円/ シニア会員(減免制度利用の方)3,000円
非会員 20,000円/ 学生 3,000円
- 振込み手数料はご負担願います。
- 参加者には予稿集とともに、カラーで見やすい講演資料のCD-Rを配布します。
振込先:三菱東京UFJ銀行 田町支店
口座番号:(普)1473568口座名:セミナーグチ 一般社団法人 画像電子学会
申込先:画像電子学会 〒116-0002 東京都荒川区荒川三丁目35番4
ライオンズマンション三河島第二 101号
TEL: 03-5615-2893, FAX:03-5615-2894, e-mail: kikaku@iieej.org
・下記事項をご記入の上、学会事務局またはホームページ(http://iieej.org/trans/kenaf.htm)よりお申込みください。
参加者氏名、所属、連絡先、資格(会員、シニア会員、非会員、学生、協賛学会名)、請求書有無
【プログラム】
10:30-10:35 開会挨拶
10:35-11:20 「ARアプリケーション開発 - ARとスマートフォン、そしてジオメディアの可能性-」
講師:株式会社トラスト・テクノロジー 山本隆一郎氏
概要「本講演では、近年活発に研究開発が行われているAR(拡張現実感)について講演する。講演ではマーカーベースARやマーカーレスAR、深度センサを利用したKinect等、様々なAR技術の概要を解説すると共に、位置情報を活用したスマートフォンによる具体的なARアプリケーションの作製事例も交え紹介いただく。」
11:20-12:05 「Web技術の現状と将来 -HTML5とW3C最新動向-」
講師:慶應義塾大学 一色正男氏
概要「現在策定中のHTML5は、グラフィックス描画機能やデバイスへのアクセス機能などによりWebアプリケーションの可能性を広げるものとして注目されている。スマートフォンと密接な関係にあるHTML5についてW3Cの最新動向も踏まえ紹介する」
12:05-13:25昼食(デモ展示を予定)
13:25-14:10 「マルチデバイスへのコンテンツ配信 -配信プラットフォーム・動画配信の舞台裏-」
講師: 株式会社 Jストリーム 三山 悟
概要「さまざまな種類の携帯端末に対し、同一コンテンツを配信するためには、各端末に対し最適なトランスコードが必要となる。現在サービスされている動画配信のシステムやネットワークなどに関して技術的な側面から紹介いただく」
14:10-14:25休憩(デモ展示を予定)
14:25-15:10 「スマートフォンによるモバイルARの飛躍 -SATCH もっと日常にARを-
講師:株式会社KDDI研究所 土井渉氏
概要「AR技術は携帯端末の恩恵を日常の隅々にまで拡大させられるスマートフォンと親和性が高い技術である。スマートフォンを取り巻くAR技術の現状を紹介するとともに、マーカーレストラッキングや手のひらARなどを利用したアプリケーションを短期間で開発可能なSATCH SDKについて紹介する」
15:10-15:55 「携帯端末向けマルチメディア放送 - NOTTV 新たな通信・放送連携サービス -
講師:株式会社mmbi 大矢智之氏
概要「地上デジタル放送移行後に空いたVHF帯を利用し4月から開始された携帯端末向けマルチメディア放送は通信と放送を融合により2つの放送形態(リアルタイム型放送、蓄積型放送)を持つ。この講演では、その技術的な背景と、今後の可能性について講演する。」
15:55-16:00閉会挨拶
*上記講演の時間、内容等は変更となることがあります。
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