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画像電子学会カラーファクシミリテストチャート

画像電子学会カラーテストチャートは、スキャナーあるいはディジタルカメラで画像を読取り、カラープリンタやディスプレイで可視像を出力するプロセスの画像再現性を評価するためのツールです。No.11は濃度・色を管理して写真とパターンを印画紙に焼き付けて製作したカラーテストチャートです。またNo.21及びNo.22は、国際規格に準拠した測色値をもつオフセット用インキを使用し、精密印刷技術により製作し、画像プロセスにおける色再現性やエッジの鮮鋭さを評価するのに適したカラーテストチャートです。
テストチャートのサイズはいずれも 297mm×257mmです。

 

ファクシミリテストチャートNo.11

カラーテストチャートNo.11は、人物を中心に各種の質感をもつ静物を配置したカラー写真と、テストパターンを組み合わせて、印画紙に焼き付けて製作された、テストチャートNo.1のカラー版です。パランスよく各種の色を含んでおり、使用に際して著作権・肖像権を心配されることなく、画像システムの色、鮮鋭度等の再現性を主観評価する画像としてご利用頂けます。

TC No11
 

ファクシミリテストチャートNo.21R

カラーテストチャートNo.21−Rは、カラー画像の詳細なパターン再現性の試験・調整・測定用に設計されたものです。国際規格ISO2846−1及びISO12647−2の規定値を満たす用紙及びオフセットインキを用いて製作しており、説明書には製作仕様と共に、測色のデータとして、インキの分光反射特性、色度のサンプル測定値が記述されています。

TC No.21R
 

ファクシミリテストチャートNo.22R

カラーテストチャートNo.22−Rは、6種類の色相とグレーについて、明度と彩度を変化させた35色のカラーパッチとカラーバーから構成され、主に色再現の評価試験に用いられます。このチャートの特徴は、中間調をハーフトーンでなく、全てインキの色を変え、ベタ印刷で表現していることです。従って、画像の含まれる周期性成分を走査することにより発生するモアレの心配は全くありません。

TC No.22R