2009.4.2更新
第9回 画像電子学会 プロフェッショナル養成セミナー テーマ:「車載機器の画像処理」 終了いたしました
カーナビゲーションシステムの普及をはじめ、自動車の電子化はさまざまな領域で進み、カーエレクトロニクス市場は今後成長の期待される有望な分野になっています。特に、車載カメラは、リアカメラ搭載車の増加に加え、車の周囲に搭載したカメラによる周辺景観表示の実用化が進み、車間距離検出システムや白線検知システムなども含め、需要が大きく拡大していくと期待されています。本セミナーでは、車載機器としてのカメラをキーとした要素技術の現状を中心に、これら技術の最新状況を第一線の方々から紹介していただきます。
当セミナーは、若手からベテランまでの画像機器に携わっておられる方々や興味を抱いておられる方々を対象としたプログラムです。是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。 ●開催日時 : 2009年2月27日(金) 9:25〜17:00 ●場 所 :新宿工学院大学20F 第6会議室http://www.kogakuin.ac.jp/map/shinjuku/index.html(JR「新宿駅」西口/京王/小田急/地下鉄各線「新宿駅」下車、徒歩5分 ●定 員 : 60名(定員になり次第締切りますので、お早目のお申し込みをお勧めします。) ●参 加 費 : 会員(賛助会員、協賛学会会員含)10,000円, 学 生1,000円, 非会員 13,000円 会員(長期継続特典利用の方) 1,000円 ・参加者には資料としてテキスト、カラーで見やすいCD-Rによる講演資料の電子ファイル (パスワード付)を用意する予定です。 ●お申込み先等 : 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-1 全国たばこビル6F 「プロ養成セミナー事務局」 TEL:03-5403-7571, FAX:03-5403-7572, E-mail:kikaku@iieej.org ・下記事項をご記入の上、FAX又はE-mailにてお申し込み下さい。 参加者氏名、会社/大学/団体名、所属部課名、資格(会員/学生会員/非会員 協賛学会名など)、 連絡先(郵便番号、住所、電話、FAX、E-mail など)、請求書の要否 ・申し込み締め切り : 資料の準備のため 2009年2月19日(木)までにお願いします。 ●主催:画像電子学会 ●協賛:日本印刷学会,日本画像学会,日本写真学会,映像情報メディア学会,情報処理学会,電気学会, 電子情報通信学会,CG-ARTS協会,SCCC 予定
【プログラム】(講師及び表題、時間配分等は今後変更されることも有ります。) 09:25-09:30 開会挨拶 越智 宏(画像電子学会企画委員長/日本大学) 座長:滝嶋 康弘(KDDI研究所) ■ 基調講演 09:30-10:45「ITSと画像処理」 東京大学 上條 俊介 近年の安全運転支援システムの急速な実用化は、画像センシング技術の発展によるところが大きい。本講演では、システム全体像を俯瞰しつつ、インフラおよび車載の画像センシング技術の役割について解説する。 ■ 具体的事例紹介 10:50-12:05「安全安心のドライビングを支援する画像認識技術」 東芝 谷口 恭弘 近年、高度な画像認識技術を用いた車載安全装置が自動車に搭載されるようになってきた。本講演では、ステレオ画像計測、人物検出などの代表的な画像処理手法を応用した最新の車載画像認識手法と車載向けLSIを用いた車載画像認識装置の現状を紹介する。 昼食 座長:堀越 力(NTTドコモ) 12:55-14:10「運転支援のための画像センシング・認識技術」豊田中央研究所二宮 芳樹 自動車の安全・利便性向上を狙った運転支援システムの導入が進み,カメラの車載も一般化している。現状の画像センシング・認識技術を紹介し,今後の技術動向についてもアプローチ例を示す。 14:15-15:30「車載映像ネットワークとマルチカメラ応用について」 車内でのエンターテイメントコンテンツの視聴やドライバーの視界補助といった、快適で安全な車載情報環境を実現するために、車の中で映像データを伝送・処理する高速なネットワークやシステムの技術が重要になっている。本稿では、車載向けに開発した低遅延の映像圧縮技術を中心に、マルチカメラ応用システムへの取り組み等を報告する。 休憩 座長:大野 邦夫(職業能力開発総合大学校) 15:40-16:55「車載機器の地図情報プラットホーム-ベクターグラフィックスのオープンスタンダードSVGの車載機器展開-」 KDDI 高木 悟 2001年にW3Cが初版を勧告したSVGは、各Webブラウザへの実装が完了しつつあり今後の応用が期待できる状況にある。そしてグラフィックスを活用する地図は情報システムのモバイル化に伴い特に重要となっており、SVGによるオープンスタンダード化が期待される。 16:55-17:00 閉会挨拶 大野 邦夫(職業能力開発総合大学校) |