2011.7.20
画像電子学会
2011年度見学会のご案内
画像電子学会2011年度見学会を下記のとおり行います。多数の会員、賛助会員の皆様のご参加をお待ちしております。非会員の方で希望される方は事務局にお問い合わせください。 【見学先】 錯覚美術館
【見学概要】 明治大学先端数理学インスティテュートと、独立行政法人科学技術振興機構(JST)により、2011年5月14日に錯覚美術館がオープンしました。 現在のところ毎週土曜日の公開で、TVなどでも紹介されているのをご覧になった方も多いと思います。 今回は明治大学特任教授 杉原厚吉先生のご厚意により、学会専用に平日開催させていただける運びとなり、 また、その背景となる計算錯覚学、最新の研究概要などの説明、展示物の解説を含め錯覚美術館を見学させていただける予定です。 http://compillusion.mims.meiji.ac.jp/index.html
・錯覚美術館 目の錯覚とは、見たものが事実とは違うように見えてしまう現象のことです。同じ大きさの図形が違う大きさに見えたり、同じ色が違う色に見えたりする錯覚は有名ですから、皆さんもご存知でしょう。古くからいろいろな種類の錯覚が知られていますが、現在もたくさんの新しい種類が、発見されたり創作されたりしています。ここには、私たちが研究の中で新しく創作した錯覚作品を中心に展示してあります。まずはこれらの錯覚を体験し、その不思議さを楽しんでください。 ・計算錯覚学 目の錯覚という身近で不思議な現象を、数学を使って調べ、その仕組みを明らかにしていきます。 数学を使うメリットは、主に二つあります。第一に、現象を計算手続きという形で記述できますから、条件を変えると何が起こるかが予測できるようになります。第二に、錯覚の強さを錯視量という数値で表すことができますから、それを増やしたり減らしたりして錯覚効果をコントロールできるようになります。 このメリットを生かして、応用分野も積極的に開発していきます。まず、錯視量を最小化することによって、認識しやすい環境を作り、安全性の向上に役立てます。また、錯視量を最大化することによって、新しい情報表現法を提供し、文化的豊かさの向上に役立てます。 さらに、これらの研究活動を通して、知覚・認識の解明を支える柔軟でロバストな数理モデリング手法とそれを解析する計算理論を構築し、数学自体の発展にも貢献します。 【実施日時】 2011年11月25日(金) 14:00-17:00
*14:00に余裕を持って、錯覚美術館受付にお集まりください。
【場 所】 錯覚美術館 〒101-0063
東京都千代田区神田淡路町1−1 神田クレストビル2階 (電話:03-5577-5647) 交通アクセス:都営新宿線小川町駅、または東京メトロ丸ノ内線淡路町駅下車、A5番出口から徒歩1分 http://compillusion.mims.meiji.ac.jp/access.html
【定 員】 先着25名
【申込締切】 11月18日(金)
【申 込 先】 画像電子学会 事務局
(〒116-0002 東京都荒川区荒川3-35-4 ライオンズマンション三河島第二 101号室)
TEL: 03-5615-2893,FAX: 03-5615-2894,E-mail:kikaku@iieej.org
・下記事項をご記入の上、Fax又はE-mailにてお申し込み下さい。
参加者氏名、所属、連絡先(E-mail)、資格(会員/学生/非会員)
以上
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