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2009.7.6更新

第10回 画像電子学会 プロフェッショナル養成セミナー

「最新カラーマネジメントと画像評価」

カラー画像機器の高画質化や色再現技術の進展は著しく、画像の入出力・表示機器間での色の整合性を管理するカラーマネジメント技術の役割もますます重要となってきております。今回のセミナーではカラーマネジメント技術だけでなく、ベースとなっている視覚特性や、画像の評価方法まで触れることで、カラー画像再現の奥深さを理解して頂けるものと思います。本セミナーでは各第一人者よりこれだけ聞けば分かる最新の技術を解説していただきます。奮ってご参加ください。

<対象者>
  当セミナーは、若手からベテランまでの画像機器に携わっておられる方々や興味を抱いておられる方々を対象としたプログラムです。是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

 

●開催日時 : 2009年7月10日(金) 9:30〜17:00

●場    所 :日本印刷会館 202-203会議室

        (地 図 http://www.jfpi.or.jp/kaikan/map.html)有楽町線 新富町駅から徒歩約2分。

※上記地図の築地駅3番出口は4番出口の誤りです。ご注意ください。

●定   員 : 80名(定員になり次第締切りますので、お早目のお申し込みをお勧めします。)

●参 加 費 :

会員(賛助会員、協賛学会会員含)10,000円, 学 生1,000円, 非会員 13,000円

会員(長期継続特典利用の方)1,000円

   ・参加者には資料としてテキスト、カラーで見やすいCD-Rによる講演資料の電子ファイル

(パスワード付)を用意する予定です。

●お申込み先等  :

   〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-1 全国たばこビル6F 「第10回プロ養成セミナー事務局」

TEL:03-5403-7571, FAX:03-5403-7572, E-mail:kikaku@iieej.org

・下記事項をご記入の上、FAX又はE-mailにてお申し込み下さい。

  参加者氏名、会社/大学/団体名、所属部課名、資格(会員/学生会員/非会員 協賛学会名など)、

  連絡先(郵便番号、住所、電話、FAX、E-mail など)、請求書の有無

・申し込み締め切り :  資料の準備のため 2009年7月6日(月)までにお願いします。

●主催:画像電子学会 

●協賛:日本印刷学会,日本画像学会,日本写真学会,映像情報メディア学会,情報処理学会,電気学会, 電子情報通信学会,CG-ARTS協会,SCCC

 

【プログラム】

09:30-09:35   開会挨拶  越智 宏 画像電子学会 企画委員長(日本大学)

 

■画像評価    座長:村井 和夫(画像電子学会 企画委員)                            

09:35-10:50  「視覚色域の画像取得およびこれら画像の表示色域に関する検討」 

静岡大学 下平 美文

デジタルカメラの画像をPCのディスプレイ、あるいはプリンタを使って表示したとき、画像は元の物体の色を正しく再現していないことに気づく。その原因は主にカメラにあり、次に表示装置にある。撮影・表示の本質的解決方法を考察し、実現事例を示す。

 

10:55-12:10   「カラー画像の画質評価とその応用」   

東京工芸大学 犬井 正男

カラー画像の画質評価、特に階調・色・シャープネス・ノイズに関する基礎的な知識と実際の測定および評価方法、各評価値と人間の視知覚との関係、測定結果を開発へフィードバックする際の留意点などを、わかりやすく解説します。

 

      昼食

 

■特別講演   座長:関沢 秀和(画像電子学会 顧問)

13:10-14:25「視覚世界の謎に迫る−赤ちゃんから見た世界」        

中央大学 山口 真美

“なぜ、顔をたくさん覚えることができるのか?” “形を見る能力や空間を見る能力は、いつどのように形成されるの?”といった、ヒトのもつ高度な視覚・認知能力の形成過程を探った研究成果についてお話します。

 

休憩

 

■最新デバイスのカラーマネジメント   座長:白沢 寿夫(リコー)

14:35-15:35「5原色液晶ディスプレイの広色再現技術」           

シャープ 冨沢 一成

ディスプレイの広色域化はとどまることを知らない。本件では、広色域技術である多原色技術について紹介し、5原色液晶ディスプレイが色再現目標の一つである物体色を最も効率的に包含することを示す。また5色の画素配置や多原色の信号変換などについても解説する。

 

15:40-16:55画質を極めるIJプリンタのColor Separation技術」    

セイコーエプソン荒井 佳文

インクジェットプリンタにおける多原色化は、階調性、粒状性、広色域化、光源依存性を同時に満たし、最適化することを目的としている。本セミナーではそうしたインクジェットプリンターの高画質化技術について、概要を紹介する。

 

16:55-17:00 閉会挨拶 白沢 寿夫(リコー)